コラムニストの勝谷誠彦氏を講師に迎えて物流セミナーを開催
11月14日、琵琶湖ホテルにおいて平成26年度の物流セミナーが開催され、荷主企業様も含めて約390名が出席しました。
開会にあたり田中亨会長は、「”安心・安全・信頼・信用を運ぶ””適正取引の推進””パートナーシップの構築”を目指して努力していく所存ですので、今後とも末長いお取り引きをお願いしたい」と挨拶しました。
そして、テレビでもお馴染みのコラムニスト勝谷誠彦氏が、逆風下で成長を遂げた酒蔵などの話題を交えて講演を行いました。
勝谷氏は「消費者と生産者を結ぶ生命線でもある運輸業界が正しく評価されていない。デフレは正当な対価が支払われないことで起こる」と述べ、業界全体が低迷する中で奇跡の成長を遂げた山口県の小さな酒蔵「旭酒造」の事例を紹介、「人と人をつなぐ運送業という仕事には未来がある。今後は質の高い対面サービスの文化を創っていくべきである」と述べました。
そして「運送業界の震災時の対応についてみなが知っているように、”仁と義”を持ってやっていくと世間はちゃんと見ている」「若い人たちも巻き込んで知恵を出し合うような仕組みづくりをしてほしい」と述べて講演を終えました。
閉会にあたり、甲斐切稔副会長が「私たちのビジネスにつながるヒントをたくさんいただいた。来年のセミナーの時はもっと業界が明るくなっていることを期待したい」とお礼のことばを述べてセミナーを終了しました。