プロドライバーとしての知識と技術をコンテストで競う
5月27日(土)、トラック総合会館において第55回全国トラックドライバーコンテストが開催されました。
苅谷 雅和安全環境委員長が開会宣言を行った後、甲斐切 稔会長が、「安全がすべてに優先するという日頃の取り組みを発揮できるよう、選手のみなさんには最後まで頑張っていただきたい。そして、選手とスタッフのみなさんは事故のないよう、スムーズにコンテストを進めてほしい」と挨拶を行いました。
大型16名、中型18名の選手を代表して、太陽運輸株式会社の奥出 隆司さんが選手宣誓を行ったのち、交通法規などを問う学科試験に臨み、続いて点検競技の模範演技をDVDで鑑賞した後、大型、中型2名ずつ順に点検実技に挑みました。
制限時間10分で、適切な点検箇所や点検内容について日常点検の精度を競うもので、選手のみなさんは日頃の実務や、コンテストのために準備してきた成果を発揮しようと、緊張した表情で競技に臨んでいました。
競技を終えた選手からは、「車種の違いにとまどったが、コンテストに備えて社内で研修を受けたおかげで時間内に点検を終えることができた」「学科試験は思ったより難しかったが、点検実技は日頃行ってきたことを発揮できた」といった余裕のある感想のほか、「初めての挑戦で緊張のため順番がわからなくなってしまった。終わってから必要箇所の点検が抜けていることに気づいた」「本番では思ったようにできなくて、時間が足りなくなりあせってしまった」という声も聞かれました。