通常総会を開催、「ピンチをチャンスに」と甲斐切会長が挨拶
5月24日(水)、トラック総合会館において一般社団法人滋賀県トラック協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会滋賀県支部、滋賀県トラック運送事業政治連盟の通常総会が開催されました。
新型コロナウイルスの影響で令和2年と3年は参加者を限って開催されてきましたが、昨年度から全会員を対象に開催されることになり、本年は多数の会員の出席を得ることができました。
冒頭、挨拶に立った甲斐切 稔会長は「新型コロナが2類から5類に移行し、日常が戻りつつある中で、昨年以上に有意義な諸事業を実施して、行政と連携を図りながら、われわれの実情を知ってもらえるようにしたい。特に2024年問題はわれわれだけでは解決できないため、行政や荷主企業に理解と協力をいただくための努力が必要になる。このピンチをチャンスに変えられるよう一致団結して取り組んでいきたい」と述べました。
滋賀県トラック協会会長表彰と、全日本トラック協会会長表彰の伝達が行われ、続いて、三日月 大造知事のメッセージと坂本 克己全ト協会長からの祝電が披露されました。
そして、正会員総数665に対して出席数103、委任状360となることが報告され、松田直樹副会長を議長に選出して議案審議に移りました。
『令和4年度事業報告及び収支決算報告の承認』『令和5年度入会金の額及び納入方法(案)』『令和5年度会費の額及び納入方法(案)』『令和5年度事業計画及び収支予算書(報告)』について、事務局からの説明・監査報告を受け審議が行われ、会場からは、改正労働安全衛生規則に基づく荷役作業の特別教育に関する質問や、労働災害の軽減についての提言がありました。各議案は拍手をもって承認され、令和5年度の通常総会を無事閉会しました。