安全運転を訴えるキャラバン隊が出発
令和5年度の『春の全国交通安全運動』が始まる5月11日(水)、滋賀県庁正面玄関前で交通安全びわ湖キャラバン隊の出発式が執り行われました。
最初に交通事故の犠牲者を悼み全員で1分間の黙祷を捧げた後、滋賀県交通対策協議会の会長を務める三日月大造滋賀県知事が挨拶を行い、「今日から始まるこの運動を一人でも多くの方に周知していただき、『気をつけなければ』『思いやらなければ』という気持ちが広がって、行動に移されていくように一緒にがんばっていきましょう」と述べました。
また、中村彰宏滋賀県警察本部長が、「事故発生件数、死傷者数とも前年に比べ増加傾向にあるという厳しい情勢の中、今日から運動が展開されることになり、みなさんと連携しながら安全意識の浸透に努め、しっかり活動していきたい」と挨拶を行いました。
キャラバン隊の出発に際し、県民を代表して滋賀県トラック協会の藤井史織さんと、滋賀県タクシー協会の大前耕一郎さんが、三日月知事の前で交通安全宣言を読み上げました。藤井さんと大前さんは、交通事故のない安全安心なまちづくりのために、県民総ぐるみで「交通安全思想の普及、交通ルールの厳守とマナーの向上」に努め、「ゆとりと思いやりの気持ちで、子どもと高齢者を交通事故から守る」「しない、させない、許さないを徹底し、飲酒運転を根絶する」「全ての席でシートベルト、チャイルドシートを着用する」「環境に配慮し、エコ運転を推進する」ことを誓いました。
そして青空の下参加者の拍手に送られ、白バイ隊を先頭にパトロールカーや協会の広報用トラックなどからなるキャラバン隊が、次々と出発していきました。