新型コロナウイルス感染症対策にかかる支援物資配送トラック出発式
滋賀県では感染拡大の影響によって、生活に困窮する学生や最前線で戦う医療現場を支援するために、食品や衛生用品を県内の各施設に配送することになり、滋賀県トラック協会に協力が要請されました。
これを受けて、令和2年5月26日(火)、滋賀県庁危機管理センター前において、『新型コロナウイルス感染症対策にかかる支援物資配送トラック出発式』が執り行われました。
午前9時に始まった出発式では、まず三日月大造滋賀県知事が挨拶を行い、「急な要請にもかかわらずご協力いただいたことにお礼を申しあげたい。自粛期間中、物が届かないと私たちは生きていけないことを実感することとなった。その大切な物流を担っていただいているみなさんに敬意と感謝を伝えたい」と、感謝の気持ちを伝えました。
また、田中 亨会長は、「人の体に例えると物流は血液のようなもので、あらゆる経済活動を支える基幹産業とも言われている。感染リスクの中、全国百数十万人のドライバーは、物流が暮らしを支えているということを誇りに頑張っている。大学生や医療に従事するみなさんのために、安全第一で配送にあたってほしい」とドライバーを激励しました。
その後、支援物資を積んだ株式会社外村物流運輸、甲西陸運株式会社、湖南運輸株式会社の3台のトラックが、関係者の拍手に送られて県庁を出発しました。26日は県内13の大学へ、27日は県内17の医療機関と医師会へ、2,000袋の近江米などの食料品と、7万枚の防護服、3万個のフェイスシールドなどが届けられました。