交通安全びわ湖キャラバン隊
事故ゼロの願いを新たに、キャラバン隊の出発式を開催
『春の全国交通安全運動』(4月6日~15日)の初日に当たる令和2年4月6日(月)、滋賀県庁正面玄関前で交通安全びわ湖キャラバン隊の出発式が執り行われました。例年、大勢の出席者を集めてなぎさ公園で開催されてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年は規模を縮小して行われました。
まず、交通事故の犠牲者を悼んで1分間の黙祷を捧げた後、滋賀県交通対策協議会の会長を務める三日月大造滋賀県知事が挨拶を行い、「この期間、集中的に事故防止への注意喚起を行い、特に子どもや高齢者そして自転車の安全により一層力を入れていきたい。コロナに負けず一緒にがんばっていきましょう」と訴えました。
また、滝澤依子滋賀県警察本部長が、「運動期間中、関係機関や地域のみなさまと力を合わせて、子どもをはじめとする歩行者の安全確保、ドライバーへの安全運転指導に取り組むほか、悪質な交通違反の取締を強力に進めていきたい」と決意を込めて挨拶を行いました。
キャラバン隊の出発に際し、トラックドライバーの株式会社カロカ急配の清水美幸さんと、甲西陸運株式会社の宮島 渉さんが、県民を代表して三日月知事の前で交通安全宣言を読み上げました。
二人は宣言の中で、事故のない安心安全な滋賀をつくるため、「交通安全思想の普及、交通ルールの厳守とマナーの向上」に努め、「ゆとりと思いやりの気持ちで、子どもと高齢者を交通事故から守る」「飲酒運転ををしない、させない、許さないを徹底する」「シートベルト、チャイルドシートを着用する」「環境に配慮し、エコ運転を推進する」ことを誓いました。
そして、青空の下参加者の拍手の中、白バイ隊を先頭にキャラバン隊が琵琶湖一周を目指し、次々と出発していきました。