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舞の海秀平氏を講師に迎え、物流セミナーを開催

11月17日(金)、大津プリンスホテルにおいて令和5年度の物流セミナーを開催しました。

開会に当たり、甲斐切 稔 会長は「大勢の荷主企業のみなさまにご参加いただき、本日のセミナーから得ていただくことも多いのではと期待している」と述べ、さらに「2024年問題は物流業だけの問題ではない。荷主企業様と一緒になってドライバー不足などの課題解決に取り組み、荷主企業様、運送業・ドライバー、世間の三方よしとなるよう努力したい」と挨拶を行いました。

来賓の近畿運輸局滋賀運輸支局の小山 晋吾支局長、滋賀労働局の小島 裕局長から挨拶をいただいたのち、新井 成達経営支援委員長による事業趣旨説明を行い、その後、元大相撲力士で相撲解説者の舞の海 秀平氏が『可能性への挑戦』というテーマで講演を行いました。



高校教師の内定を辞退して、大相撲入りを決意したのは大学時代の後輩が急死したことがきっかけで、「人はいつ死ぬかわからない。たった一度の人生だから、今しかできないこと、今本当にやりたいことに挑戦したいと思った」と振り返りました。

頭にシリコンを入れて新弟子検査に合格したことや、佐田の山師匠とのエピソード、心に残る勝負など、大きな挑戦となった力士時代の思い出について、ユーモアを交えながら紹介しました。
時代の波を受け、時には変革を迫られ、あいまいさや矛盾を内包しながら1500年続いてきた相撲の歴史について触れ、真面目一辺倒より、時には無駄なことやあいまいさも必要ではないかと述べました。

そして、自らの経験から、考えてもどうしようもないことに悩んで堂々巡りするより、何かリラックスできること、楽しいことを見つけてほしい、笑うことは体にも脳にも良いことであると述べて講演を締めくくりました。