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『とらっくんの森』で令和5年度の『おうみの森づくり』事業を実施

11月3日(祝)、「次世代の子どもたちとともに森に親しみ、身をもって体験すること」を目的に、長浜市岡谷の『とらっくんの森』で『おうみの森づくり』事業を実施したところ、会員企業の社員とその家族64名が参加しました。

開会式で甲斐切 稔会長は、「協会では滋賀県造林公社と『琵琶湖森林づくりパートナー協定』を結び、これまで森を守る事業を行ってきたが、植林だけでなく木を切って利用することも森を守ることにつながる。今日の体験を通して、森の役割や木を利用することの大切さを知ってほしい」と挨拶しました。

続いて挨拶に立った滋賀県造林公社の池田 真之副理事長と長浜市の古儀祐一森林田園整備課長は、「いろいろな体験を通じて森の素晴らしさを楽しんでほしい」と述べました。


その後、参加者はA班とB班に別れて、山のエリアでは伐採体験や鹿の食害から木を守る剥皮防止テープを巻く作業を体験、芝生のエリアでは丸太切りと木工体験を行いました。

伐採体験では、安全な方向に倒れるように準備されたヒノキのロープを全員で引っ張って、木が倒れる迫力を体験しました。また、親子で協力して木にテープを巻いたり、慣れないノコギリで丸太を切ったり、端材を使って思い思いの作品を作ったりと、自然の中で楽しい時間を過ごしました。





体験終了後、閉会式が行われ、「食育」の一貫として、地元の料理店が作った地産地消弁当が全員に配られました。秋晴れの青空の下、参加者は芝生に腰をおろして、鯖そうめんや海老豆、近江牛など、地域の特産品や郷土料理を盛り込んだ豪華なお弁当を味わっていました。