春の全国交通安全運動に向けた出発式を開催
4月6日(日)から始まる「春の全国交通安全運動」を前に、4日(金)14時30分から名神高速道路下り線の多賀SAにおいて、滋賀県高速道路交通警察隊の出動式が行われました。
高速隊の計良直之隊長が、「2024年は高速道路上での死亡事故がゼロとなったが、高速道路では重大な事故になりかねないため、悪質な運転に対する指導・取り締まり等に力を入れて1件でも事故を減らしたい。」と挨拶を行いました。
続いて、滋賀県高速道路安全運転協議会会長並びに滋賀県トラック協会長の松田直樹会長が、「交通事故の話を耳にしない日はない。高速道路上での事故は減少しているが、滋賀県内の事故は増加している。トラック協会ではこの安全運動期間中の4月10日を事業用トラックの交通事故ゼロを目指す日と定めており、トラックが第一当事者となる事故がゼロになることを目指して交通安全に努めたい。」と述べました。
その後、利用者に対して安全周知等に向けた啓発活動を実施し、啓発品を配布しながら交通安全を呼びかけました。


そして、NEXCO中日本名古屋支社彦根保全サービスセンターの宇都宮尚史所長が、「高速道路上での死亡事故はゼロ件だったが、逆走や人の立ち入りなど重大な事故につながりかねない通報が40件あったが、対応できたのが内8件のみであった。交通安全は一つ何かをして終了ではない。一人一人が交通安全の意識を持ち続けることが重要だ。」と述べました。
また、「今年は大阪万博や国スポ・障スポがあることから高速道路を利用する機会が増えるかと思うが、交通安全に努めていただきたい。」と述べました。