第7回エコ・セーフティドライブコンテスト ~第46回全国トラックドライバーコンテスト選考会~
爽やかな五月晴れの下、5月18日(日)に全国トラックドライバーコンテストの選考会を兼ねたエコ・セーフティドライブコンテストが開催されました。
開会式で挨拶に立った岡田博会長は、「技能や知識、マナーを磨くことで死亡事故ゼロを目指し、滋賀のドライバーは優秀であると言われるよう、マイスターを目指してがんばってほしい」と、参加者を激励しました。
来賓の井尻憲司近畿運輸局滋賀運輸支局長、杉井威夫滋賀県琵琶湖環境部温暖化対策課長、小椋正清東近江市長からは、お祝いの言葉と選手への応援メッセージをいただきました。
57名の参加者を代表して日通滋賀運輸の森田仁哉さんが選手宣誓を行った後、学科競技からコンテストが始まり、その後、日通滋賀運輸の寺元忠司さんによる点検模範演技に続いて、3つのグループの分かれた参加者が、セーフティ走行競技、エコドライブ競技、日常点検競技に挑戦しました。
競技を終えた選手からは、「コンテストということでかなり緊張しました」「普段と違う車で戸惑った」「点検競技では焦ってしまいシミュレーション通り点検できなかった」「学科競技が難しかった」といった声のほか、「プレッシャーはあったが、普段の運転に近い演技ができた」「緊張しても毎日心がけていることは自然にできると思う」「こういう経験を安全運転やエコ意識の向上につなげていきたい」といった感想も聞かれました。
閉会式では、クレフィール湖東交通安全研修所の仁井原好一所長が競技総括を行い、「エコドライブでは、ほとんどの選手で早めのシフトアップができていたが、アクセルをオフにするタイミングが遅くエンジンブレーキの特性を活かせていない選手もいた。セーフティ走行では、乗車降車時の3点支持が不十分であったり、運転姿勢が適切でない選手が見られたが、隘路やスラロームでの接触は少なく、運転技能が向上していることがうかがえた」と述べました。
最後に田中亨副会長が挨拶を行い、選手の健闘を讃え、クレフィール湖東交通安全研修所のインストラクターをはじめ、コンテストの運営を支えたスタッフに感謝の意を表してコンテストを閉会しました。