令和3年度「おうみの森づくり」事業を実施
令和3年度のトラックの日の事業として「おうみの森づくり」事業を実施
11月3日(祝)、トラックの日の事業として、「次世代の子どもたちとともに森に親しみ、身をもって体験すること」を目的に「おうみの森づくり」事業を実施しました。
長浜市岡谷町にある「とらっくんの森」には、会員事業者の従業員とその家族など約100名が集まりました。開会式で田中 亨会長は、令和元年に(一社)滋賀県造林公社と締結した『琵琶湖森林づくりパートナー協定』について述べ、「きれいな空気と水を守ることにつながる森づくり事業に、業界として継続的に取組んでいきたい」と事業の意義を訴えました。
また、来賓の三日月大造滋賀県知事と藤井 勇治長浜市長からは、森づくりの取り組みを歓迎するメッセージが送られました
田中会長が鹿の食害から木を守る剥皮防止テープを、ヒノキの木に巻きつける実演を行った後、木育の一環として湖北森林整備事務所の植村恭子さんが、子どもたちに向けて森の大切さについて講義を行い、さらに森林整備事務所職員による間伐木の伐倒作業を見学しました。
その後、参加者は班ごとに作業地に移動して、みんなで協力しながら古いテープをはずし、新たに環境に優しい生分解性のテープを巻く作業を行いました。
作業終了後、食育を兼ねて、近江牛や湖魚、伊吹大根といった滋賀の食材を使って、地元のホテルが調理した地産地消のお弁当が全員に配られ、参加者は草の上に腰をおろして、滋賀の森や湖の豊かな恵みを味わいました。