令和4年度の主な活動
■滋賀県及び各市町に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(燃料価格高騰対策)の交付等について要望
滋賀県トラック協会及び滋賀県トラック運送事業政治連盟では、甲斐切会長をはじめ執行部出席のもと、令和4年6月6日(月)午前、滋賀県庁において、自由民主党滋賀県議会議員団に対し、滋賀県及び各市町に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(燃料価格高騰対策)の交付及び令和5年度県予算編成に対する要望を行いました。
冒頭、甲斐切会長は、「今年度、新体制になって初めての予算要望になる。国民の生活と経済のライフラインとして我々は日夜、その使命を果すべく努力している。業界には様々な課題や問題が山積しているが、本日はよろしくお願いしたい。」と述べられ、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付を中心に、幹線道路の整備及び市町の道路網整備促進、市街化調整区域における開発許可制度の弾力的運用、運輸事業振興助成補助金(交付金)の適切な交付、高等学校における物流出前講座実施に係る協力について要望を行いました。
こうした要望に対し、議員団は、我々トラック運送業界が置かれている厳しい状況に理解を示され、要望内容の実現に向けて最大限の努力を行いたい、と述べられ閉会となりました。
また、同日午後には、甲斐切会長と田中前会長(名誉会長)は、三日月知事にも直接、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付について要望を行いました。
■令和4年度「議員懇談会」等を開催
滋賀県トラック運送事業政治連盟では、令和4年11月13日(日)ホテルグランヴィア京都において、滋賀県選出の国会議員との懇談会を開催致しました。
当日は、大岡敏孝衆議院議員、上野賢一郎衆議院議員、武村展英衆議院議員、小寺裕雄衆議院議員(代理出席:小寺赳史秘書)小鑓隆史参議院議員の5名が出席。当連盟からは、甲斐切会長をはじめ執行部が出席 しました。
冒頭、甲斐切会長からは「今年度、新体制になり初めての懇談会になるが、忌憚のない意見交換をお願いしたい。」と述べられ、続いて、我々トラック運送業界の実情を知ってもらうべく、(公社)和歌山県トラック協会が製作したDVDを視聴。高速道路のSA・PAの特に大型車用の駐車場不足、料金所の出口付近の混雑状況などを見てもらい、連続運転の中断、深夜割引前提の日本の物流コスト、高速道路の料金割引制度等の問題点や2024年問題を踏まえた労働環境等について理解を求めました。
我々は、これらの問題を解決するためにも、荷主の理解と協力、コストに見合った適正な運賃・料金の収受が不可欠であることと、燃料価格高騰に対応すべく燃料サーチャージなど価格転嫁の必要性、また、自動車関係諸税の軽減、物流基盤の整備、高速道路料金の大口・多頻度割引最大50%の継続や、引続いての燃料価格高騰への支援等を訴えました。
議員からも、「業界の抱える多くの課題や問題点についてよく理解できた。業界と荷主が対等で公正な取引ができるように、又高速道路の割引制度や業界の労働環境の改善が進められるように努力していきたい。」と述べられ、最後に、甲斐切会長から今後も引続いての意見交換・情報交換をお願いされ閉会となりました。
また、令和4年12月5日(月)クサツエストピアホテルにおいて、自由民主党滋賀県議会議員団を代表して4名の議員との懇談会を開催しました。
当日は、奥村芳正議員(代表)、目片信悟議員(政調会長)、川島隆二議員、富田博明議員の4名が出席。当連盟からは甲斐切会長をはじめ執行部が出席致しました。
冒頭、甲斐切会長は、滋賀県の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(燃料価格高騰対策)の予算決定についてご尽力いただいた先生方に対しお礼を述べられ、引続いてのご協力をお願いしたい、と挨拶された。
また、我々トラック運送業界の実情を知ってもらうべく、去る11月13日に行った国会議員との懇談会同様、(公社)和歌山県トラック協会が製作したDVDを視聴してもらい、連続運転の中断、深夜割引前提の日本の物流コスト、高速道路の料金割引制度等の問題点や2024年問題を踏まえた労働環境等について理解を求めました。
続いて、会長から、市町に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(燃料価格高騰対策)の働きかけや、次年度の運輸事業振興助成補助金(交付金)への適切な交付、県内の高速道路SA・PA(特に、大津SA・草津PA)の駐車場拡大と幹線道路の整備促進について要望を行い、議員からは、「業界の実情はよく理解できた。今後も業界の要望にしっかり対応できるよう取り組んでいきたい。」と述べられ、懇談会を終了しました。