第47回交通事故防止総決起大会を開催 ~安全運転と交通事故撲滅の誓いを新たに~
9月8日、第47回交通事故防止総決起大会が開催されました。開会に当たって岡田博協会長は、「今日は我々の悲願である死亡事故ゼロを、いかにして達成するかを真剣に考える日にしたい」と挨拶しました。
嘉田由紀子滋賀県知事、杉本文範滋賀県警説本部交通部参事官のお祝いの挨拶に続いて行われた協会長表彰では、優良ドライバー滋賀運輸支局長表彰、第45回全国ドライバーコンテスト選考会入賞者、マイスター・ゴールドマイスター表彰、優良事業所、5年・10年・15年・20年・25年以上無事故優良運転者に対して、表彰状と記念品が授与されました。
161名の受賞者を代表して伏見運送株式会社の森下康博さんが、「交通事故は一人ひとりの心がけで防ぐことができる。今日の名誉をかみしめ、率先して安全運転を呼びかけ、模範となって無事故無違反を続けたい」と謝辞を述べました。
続いて、交通遺児救済のために、各支部からよせられた募金の贈呈式が行われ、岡田会長から公益財団法人おりづく会事務局に目録が手渡されました。
そして、クラブハウスすてっぷなな統括所長で作業療法士の野々垣睦美氏が、「健康と安全運転について考える」というテーマで講演を行い、「日常生活を見直す」「体調の悪い時は早めに運転を中止する」「定期的な健診を受ける」「仕事の負担度を下げる」ことが安全運転のポイントになると述べました。
また、「事故ゼロへの挑戦」というテーマで講演を行った交通安全コンサルタントの上西一美氏は、「経験や知識が豊富で、判断力も運転技術も高いプロドライバーに、認知エラーによる見落とし事故が多い。認知、判断、操作の手順をしっかり行うことでほとんどの事故は防げる」と指摘しました。
最後に、田中敦大津支部長が大会宣言を読みあげ、会場からは拍手を持ってこれに賛同して大会を終了しました。
またこの日、会館の視聴覚教室等では、自転車シミュレーターを使用した子供交通安全教室とマジックショーが開催されたほか、大会終了後には、GマークをPRするラッピングトラックの出発式が執り行われました。