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平成25年度経営者・管理職研修会 ~(株)ハマキョウレックスの大須賀正孝会長が講演~

平成25年7月20日、人材開発委員会による経営者・管理職研修会が開催され、(公社)全日本トラック協会副会長で(株)ハマキョウレックス代表取締役会長の大須賀正孝氏が、「コスト意識の徹底と社員教育」というテーマで講演を行いました。

 

23歳で自動車運送業を設立、その後第一次石油ショックの影響で倒産を経験した後、倒産しない経営を考えるようになったという大須賀会長。コンピュータのない時代に独自の工夫で日々決算を実践、経営の問題点や課題を明らかにして、それを荷主にも見せて運賃交渉を行うなど、さまざまな経営努力を積み重ねて7年で借金を返済、「一生懸命真剣にやったらどんなことでもできる」という経営哲学を得るに至りました。

 

そして、運送業を元気にするためには、
・日々決算でやれば答えがわかり、答えがわかると手の打ちようがある。
・経営側からの一方通行でなく全社員参加で取り組む。
・「運送業に事故はつきもの」ではない。ルールを守れば事故は起きない。
という3点がキーワードになるとし、信頼される人間でないと運送の仕事はできないという考え方の下、自信を持たせるために社員を認めて伸ばす人材育成に取り組んできたことを紹介しました。

また、3PLの基本は、ただ運ぶだけでなく何か付加価値を付けることであるとし、量販店ではバックヤードを見せてもらって、無駄を見つけて改善案を提案するようにしてきたというこれまでの経験について語り、「自社が儲かることばかり考えると荷主さんは仕事をくれないが、荷主さんにプラスになることを考えると次々と仕事をくれるようになる」と指摘しました。

 

そして、「どこかに無駄がないかをつねに意識していくのが3PLの基本であると考えると、いろいろなところに仕事のチャンスがあるし、提案することで荷主さんからパートナーとして見てもらえるようになる」と述べました。
最後に大須賀氏は会場からの質問にも答えて、「いい会社にしていくには、全員参加で取り組み、社員の意識を高めていくことが大切である」と述べて講演を終えました。