オンラインで全国をつなぎ、燃料価格高騰経営危機突破総決起大会を開催
燃料価格の高騰による経営危機を打開するため、日本バス協会、全国ハイヤー・タクシー連合会、全日本トラック協会の主催で、12月2日(木)に「燃料価格高騰経営危機突破総決起大会」が開催されました。大会は自由民主党本部大ホールと全国の会場を結んで行われ、滋賀県トラック協会の会員は大津プリンスホテルのコンベンションホールから参加しました。
主催者を代表して挨拶を行った坂本 克己 全日本トラック協会長は、「長引くコロナ禍に追い打ちをかけるような燃料高騰によって、唯一無二の社会インフラであるバス、タクシー、トラック業界は経営危機に直面している。自助努力には限界があるので、なんとか国の力で新しい仕組みを作ってもらえるよう、このセレモニーを成功させたい」と訴えました。
続いて塩谷 立 自由民主党トラック輸送振興議員連盟顧問、渡辺 博道 同タクシー・ハイヤー議員連盟会長と、逢沢 一郎会長 同バス議員連盟会長が挨拶を行い、「みなさんの期待に応えられるよう、さらなる決意を持ってしっかりと対応していきたい」と述べました。
そして、全国ハイヤー・タクシー連合会の川鍋 一朗会長が決議文(案)を読み上げ、拍手を持って採択されると、京都大学大学院工学研究科の藤井 聡 教授から、「燃料コストを抑制し、運輸コストを下げることは、国内のすべての産業を支援することになり、財政健全化、国家強靭化につながる。採択された決議案の内容を全面的に支持する」と激励メッセージが送られました。
最後に、日本バス協会の塩川 耕士副会長が「燃料価格高騰により経営危機を突破し、エッセンシャル産業として、地域経済と国民のくらしを守り抜こう」と発声すると、全国の会場に集まった参加者は揃いの鉢巻を締めて、力強く「ガンバロー」を三唱しました。