平成18年3月2日、第3回睡眠時無呼吸症候群研修会を開催。「安全は快適な睡眠から」〜睡眠障害がドライバーに及ぼす問題について〜というテーマで、滋賀医科大学睡眠学講座の宮崎総一郎教授と、たなか睡眠クリニックの田中俊彦院長が講演を行った。
まず、宮崎教授が眠りの構造について説明、「脳の休息」「体の機能回復」「記憶、技能習得、情報処理」に睡眠が大切な役割を果たしていること、睡眠不足を解消することで、判断能力が向上することなどを実験の様子を交えながら解説した。
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また、深夜の2時から4時、午後2時から4時という12時間周期で眠くなるため、その時間帯に事故や作業ミスが起こりやすいことや、最近起こった死亡事故の例をあげながら、交通事故は深夜から早朝にかけて多いこと、また世界でこれまでに起こった大きな産業事故も、深夜から早朝に集中して起こっていることや、ドライバーが睡眠不足だと運転が不安定になり燃費が増加するといった実験結果などを紹介した。
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続いて、滋賀県トラック協会の会員企業のドライバーを対象に行った調査について、田中院長から報告が行われた。問診票による調査で睡眠に問題があるとされた約400人について、2次検査を行った結果、就寝中1時間に5回以上呼吸の止まる人が85人、その内30回以上止まる重症者が5人で、さらに300人弱に生活習慣病の疑いがあることがわかったことから、今後は管理者、経営者に対する講演などを実施して、ドライバーの安全と健康を守る取り組みを行っていくことが大切であると述べた。
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